
美容師からの転職は失敗しない方法ばかりを探してしまう
美容師から異業種への転職を考えると、失敗したくないからと色々な方法を調べて情報収集をしていると思います。
特に、30代や40代で美容師から異業種への転職を考えるとどうしても考えすぎてしまって、なかなか行動に移せないという事があると思います。
情報を調べることによって
「自分が納得できる情報を探して、それを自分の行動する理由にしたい」
転職はしたいと考えているが、おそらく納得出来る理由を探している人も多いと思います。
私もそうでした。
なかなか行動できませんでしたから。
毎日、ネットで情報を探して、自分が転職する事を正当化出来る、失敗しない裏付け、成功するために必要な事をネットで探し回っていました。
そういう事をしてきた私手ですが、実際に転職をして思うことは、
「情報を探すより、失敗しない為に必要な事を知るほうが大事」
「転職失敗の定義はおおよそ同じだろう」
「転職失敗の条件を避ける事が大事」
失敗しないために必要な条件って単純な事だと思いました。
美容師からの転職先や職業を考えるのも大事ですが、まずは、自分にとっての転職の失敗という状態を考える事が先だと思います。
美容師から転職をする際の条件は自分でしか分からない
美容師から異業種への転職を考えて、転職活動をしようとしている時に、まず考えてほしいのが、
何を優先するのかということです。
そして、何が転職の成功で、何が転職の失敗なのかという事をちゃんと考える事が非常に大事です。
色々と嫌で美容師を辞めたと思いますから、そこを埋めれる条件に転職しなければ全く意味がありません。
なのでまず、何が不満でどうしたいのかを書いていきます。
・「休みが月6回だったのを土日休みにしたい」「年間120日ほしい」
・ボーナスがなかったのでボーナスはほしい
・毎日12時間拘束だったので残業が少ない会社がいい
などなど、自分の条件をまとめていきます。
そして、優先順位をつける事が大事です。
1.休みが多い会社→最低年間110日以上
2.給料は〇〇円以上
3.残業は月20時間くらいの会社
…
というように、優先順に書き出すべきです。
そして逆に、こういう会社は「受けない」という条件も書き出して優先順位をつけたほうがいいです。
1.給料が〇〇円以下
2.休みが土日が取れない
3.休みが月○回以下
4.家から○分以上かかる
5.残業が月○○時間以上ある可能性がある
などなど、逆にこれはダメという条件もまとめると自分の中での転職に関しての条件が整理できると思います。
「美容師からの転職は情報が少なすぎる」と思うので、このような考え方をまとめる事は凄く大事なことです。
あとは、嫌な業種もいくつかピップアップしておくといいでしょう。
ある程度決まったら、求人を求人サイトで探して行きましょう。
→私も転職を成功させるために、実際に使用した転職サイトの解説はこちらから
転職サイトの求人情報を見る際に絶対に覚えておいて欲しいこと
私が、転職サイトを見る際に絶対に注意してほしいことがあります。
「みなし残業制度」を導入している会社は少し注意してください。
今の会社はほとんどの会社が導入しているこの「みなし残業制度」ですが、
毎月の給料に事前に一定時間分の残業代を上乗せして支給すると言うものです。
会社によって、20時間分とか30時間分とか様々ですが、45時間分とかそういう会社も結構あります。
例えば、月給22万円 ※みなし残業代として25時間分4万円を含む
って、じゃあ実際18万円じゃん!なにそれって感じます。
そして、会社によっては「25時間分残業代を払っているからその時間分残業をしろ」という会社は結構存在します。
私の会社も「45時間含む」となっていますが、※この時間分が発生するわけではありません。
と求人には書いてあるのですが、実際は「45時間残業をしろ」と言う役員が多くいます。
給料に関しても、一般社員の子は基本給16万でみなし残業8万円みたいな謎の給料体系となっています。
営業職や、飲食関連はここの時間が法律の最大値で設定してあるところが多いので、ほぼ間違いなくその時間分は最低でも残業は発生するでしょう。
なので「みなし残業」ではなく、
「残業代全額支給」
「残業は平均で月10~20時間程度です」
「繁忙月は30~40時間の残業がありますが、それ以外は10時間程度です」
「現在、月20時間程度残業がありますが、残業0を目指して取り組んでいます」
というように、みなし残業ではなくて、残業代は実績値で支給する事や、現状の残業の実績値を書いている会社にするべきだと思います。
そして、面接でちゃんと聞けばいいです。
でも聞き方があります。
「美容師の時は毎日○時間位残業がありましたが、御社ではどれくらい残業があるのでしょうか」と聞いてください。
そうすると大体が答えてくれます。
「月に何時間残業がありますか」ではダメです。
「前職では〇〇時間位」は必ずつけましょう。
私も全ての会社の面接でこの聞き方で聞いています。
美容師からの転職を成功させるには必須です。

転職サイトの求人情報を見る際に絶対に覚えておいて欲しいこと2
美容師は休みが少ないです。
私も休みを土日休みが良かったので転職しました。
美容師時代は月6日を12ヶ月、お盆、正月が各3日くらいでMAXで年間78回休み
もちろん休日出勤しているのでそんなに休んでいないです。月4日くらいですかね…。12月なんて1日も休めなかったし…。
なので美容師から転職をして転職先では休みを増やしたいと考える人は最低年間110日くらいに目安にしましょう。
1年は52週間(または53週間)これが「完全週休2日」だと
年間104~(106日)位でそこにお盆休み、正月休みを入れるとおおよそ110日くらいになります。
また、「土日祝日休み」の場合は、年によって違いますが年間の祝日が15~18日程あるので
年間休日は120日程となります。
そこに初年度でも10日の有給が使用できますから、120日~130日位の休みと計算が出来ます。(計画有給は考慮していない)
美容師の時の倍ですね…。
実際に私は転職して「土日祝休み」となりましが、最初の頃は正直やることなかったです。
「こんなに休んでいいのかと罪悪感」がありました。
大型連休も9連休とか、7連休とかで信じられなかったです。
半休を使って午後から子供の行事に参加したりも出来ました。
休みはすごく大事です。
美容師からの転職理由では、休みがないというのも大きな理由となっていますから、ここはしっかりと見るようにしてください。
私は、土日休みと、時間が欲しかったので、ここに書いた事を注意してみて、考えて面接を受ける会社を探しました。
転職を考えている多くの美容師が求めている事だと思いますので、参考にしてください。