
美容師の仕事から異業種に転職して感じた事
美容師の仕事転職を考えている人は、色々な理由があって転職を考えている事だと思います。
そして今、転職をして頑張ろうと思っていると思います。
私も美容師から転職をして、異業種で仕事をはじめる時は
「よし、頑張ろう」とそういう気持ちで転職をしたのを思い出します。
私の場合は、転職で会社員、サラリーマンとなって会社勤めとなりましたが、美容師の働き方と大きく異なる働き方、考え方で最初の頃にとても戸惑いました。
そして、「こんな事でお金を貰っていいのだろうか」という事をとても感じました。
美容師の働き方は、どちらかと言うと「個人」
会社員などは、どちらかと言うと「組織」
このように売上をあげて、利益を出していくという感じだと思います。
美容師の場合は、「自分の腕で、自分の技術で、自分のお客さんからお金をもらう」
会社員の場合は「組織で考えて、組織で各役割を分担して売上をあげ利益を上げていく」
簡単に書くと上記のような感じでしょうか。
私は転職をして最初は、働き方の感覚、考え方の感覚になかなか馴染めませんでした。
そして、最初は「こんな何も出来ないのに給料を貰うことが申し訳ない」とも思いました。
やはり、自分の力で給料を貰うという事が染み付いていて、
「こんな簡単に給料もらっていいのか」
「こんなので給料がもらえるのか」
「給料に見合う仕事をしていない」
というように罪悪感と言うか、申し訳なさみたいな気持ちが最初の頃はありました。
しかも、転職をして、「拘束時間は9時間で、休憩1時間、労働時間は8時間」
こんなので給料を貰ってしまうって申し訳ないと本当に感じました。
1日12時間以上拘束されて、ご飯も食べれず、休みも取れず美容師として働いてきた自分にとって最初の頃は違和感しかありませんでした。
美容師から転職をして異業種で働いて考えた結果の取り組み
美容師って、個性とか、自由とかそういう考えが少なからずあると思うので、
「組織に馴染めない人間」って結構多いんじゃないかと思います。
でも、転職をしたらそんな事関係なくなるので、「いかに早く組織の考え、働き方に理解を示せるか」と言うのは自分の成長に大きく関係あると思います。
美容師の働き方や考え方に大きな違いを感じ、違和感を感じていましたが、少しづつ仕事を覚えるようになってくると、違和感というモノを自分で埋めるように考えるようになりました。
そして色々と考えました。
会社員というのは
「組織で動く中のパーツの一部なんだ」という事を思うようになりました。
でもこれっていい点も多いなと感じることも出来ました。
「知らないことや自分に足りないものは他の人で補って貰えばいい」
「困っていれば助ける、助けてもらえる」
「より大きな結果を複数で喜べる」
という事にまずは気が付きました。
個人で仕事をする事は
自分でやりたいように動けたり、思ったとおりに行動ができたりと、自由に仕事が出来ます。
しかし、組織で仕事をするという事は
多くの他の人と仕事をすることになり、人数が増えれば増えるほど管理が大変になり、ルールや規則というモノを作って運営をしていかなければいけません。
決まりどおりに仕事をしなければいけませんから、自由という概念はあまりないですね。1人が勝手なことをするとみんなに迷惑をかけることになります。
でもそういう事に気がつくとあとははやいですよ。
美容師が自由すぎたのでしょうかね?なかなか気がつけませんでした。
次のステップで気がついた事が、
「組織の中で自分の役割を作る事」です。
「要するに自分しか出来ない事」
「自分の得意分野」
「この事はこの会社で一番詳しい」
のように、自分の色や自分の形を早く作ると楽になると感じます。
正直、転職した最初は、
「あれもこれも決まりやルールばかりで面倒くさいな」って思いました。
なんかやろうとしても、ルールがどうのとかそういうのを言われて、何から何まで決まっていたので面倒でしたが、
「自分の役割を見つける、作る」というモノに気がついてから、そういうストレスはなくなりました。
組織の中で生きていくには
組織の一部としてそれぞれ役割があります。
そしてそれぞれの違う役割を繋げて力にして仕事をしていきます。
「自分がどのような役割をして、どのように会社に貢献していくのか」
「自分が貢献してどのように仲間にこうけんしていくのか」
「自分の役割でいかに収益に貢献できるのか」
こういう事を考えて仕事をするようになりました。
早い時期からこういう事を考えて行くと、組織の中で早く存在感を出していけると思います。
元々、美容師として活躍して来たわけですから、自信を持って頑張るだけです。