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美容師の給料と会社員の給料【安定を求めるとつまらない】

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安定を求めて手に入れても不安定の魅力がよみがえる…
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美容師の給料は固定給ではつまらない【美容師は歩合給がいい】

美容師の給料形態にはお店により色々と違うと思いますが、大きく分けて下記の3種類でしょう。

1,固定給+技術手当

→これは主にアシスタントの給料形態になりますが、歩合給もお店によって売上30万円以上~というお店も多いので、ジュニアスタイリストからしばらくの間はこの給料でスタイリストとして仕事をする事にもなります。

2,固定給+売上歩合給

→多くのお店がこの給料形態をとっていると思います。スタイリストになると基本的にはこの給料形態になると思います。売上のある美容師にはありがたい制度ですよね。

3,完全歩合給

→私は美容師時代はこれでした。月給制でしたが、その金額は超えるので、歩合制に切り替えました。

私の場合は、会社に雇用されている美容師で給料形態を選べる会社でした。

ですので、面貸し、フリーランスの美容師などの個人事業主のような雇用形態では有りませんでしたが、給料の形態としては完全出来高制なので同じような感じです。

おおまかに分けましたが、美容師の給料形態はおおよそこんな感じだと思います。

美容師の場合は、賞与がありませんから月給だけだと年収では低くなりますね。

ですので、頑張って歩合をつけないと美容師として働くうまみはないですよね。

もちろん、美容師の仕事は

「お客さんに喜んでもらうこと」

「お客さんのきれい、なりたいを叶えること」

こういう事がもちろんあるのですが、

男性美容師となるときれい事ばかり言っていられません。

美容師としての仕事と「稼ぐ」という事も考えないといけません。

30代や40代の美容師で「月給25万円でいいです」って既婚者の美容師さんはあまりいないと思います。

私も20代のときは、

「美容師で年収1000万の美容師になってやる」

「美容師でも月給100万稼いでやる」

恥ずかしながら、独身で20代の美容師だった私は本気でこういう事を考えていました。

お客さんを大切にして、美容師の仕事をちゃんとして、しっかりと稼ぐ。

男性美容師には、必要な考えだと私は思います。

やはり「稼ぐ」という事を考えると「稼げる環境」で仕事をしないといけないです。

美容師の給料での良さはやはり「歩合、出来高」ですよね。

自分の月売が上がればその分給料も増える。

こんな単純で変動する給料は魅力的だと私は思います。

だって、会社員では基本こんな事はないですから。

営業職であれば、歩合がつく仕事もありますが、バックヤードでの仕事は基本的には

月給のみで、どれだけ頑張っても大きく上がる事はありません。

よくて年間数千円程度でしょう。

会社の規模にもよりますが、そこにボーナスがでます。

正直、月給で雇われている会社員は魅力を感じません。

というか、感じなくなりました。正直つまらないです。

安定を求めて転職したけど【このままの人生だと思うと…】

私は、美容師時代の給料は完全出来高制で売上の30%くらいが自分の給料になりました。

200万円売上で60万円、300万円売上で90万円という感じで、まあ夢がありますね。

実際に、私の先輩も相当貰っていました。

ほとんどが指名客だったので、

美容師の仕事をちゃんとして、お客さんから支持をもらって、美容師としてしっかりと稼ぐという事を実践できていた人たちでした。

休みの日にも予約希望があると出勤していました。完全歩合ですから、やればやるだけ給料が上がるし、お客さんもそれで喜んでもらえれば、それが正解だと思います。

なので、繁忙期は基本休みなしで仕事をしていました。

でも、休むと給料が減るのが怖いです。多少体調悪くても、超長時間労働を耐えるしかないわけですし、予約のお客さんがいるので休むわけにもいきません。

多少の無理は当たり前で、体調管理というよりも「出勤しなきゃいけない」というスタイルで仕事をしていましたが、こういう事を続けていると、

会社員のような働き方に憧れが出てきます。

「安定」という文字が私にも思い浮かびました。

実際は「安定=公務員」が正解なので、会社員は安定ではないのですが、給料が決まっているという事でそう思ったんだと思います。

「休みも取れて、給料も貰えるなんてうらやましい」という謎の考えになりました。

(当たり前のことなんですけどね…)

それで、美容師から転職をしましたが、

結果的には良い転職をなり、美容師を辞めたことも納得できる環境で仕事をしていますが、この環境になれてきた時にふと思った事が

楽しくない」という感情でした。

「このまま定年までここにいるのだろうか」

「固定給で働くという事をあと何十年もやる事が想像できない」

「やっても、やらなくても変わらないのではないか」

というように、ないものねだりなんですけど、

「自分の給料の限界値に嫌気がさした」

「自分の給料の稼ぎ方に張り合いがない」

「頑張っても増える事がない」

つまらないなと思うようになりました。

美容師に戻ることはできませんが、このまま時間だけが過ぎて行くのか?という事を考えてしまうと、美容師の時のバリバリとやっていた事を思い出します。

結局はないものねだりなので何かを変えようとは思ってはいませんが、

定年まで会社員で勤め上げる人ってすごいなと思います。

今の私にそれができるのかちょっとわかりませんね…。

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