
美容師を辞めて他の仕事をしてわかった美容師の魅力
男性美容師として活躍して頑張ってきました。
古いですがカリスマ美容師を目指して頑張ってきました。
美容師しか知らない自分が、美容師を離れて違う仕事をすることで、「美容師のいいところ」に
いくつも気が付きました。
現役美容師だった時は「美容師の魅力」より「現実の環境」を優先した私ですが、実際に仕事をしてみて、外から美容師を見てみると会社員としての私には色々と「うらやましい環境だな」と感じる事がたくさんありました。
例えばですが、
「髪型が自由」
→会社員は男性は基本黒髪ですから、転職した時に黒くして、清潔感のある短髪にした時は違和感がありました、でも「そんな事を躊躇していてはダメだ」とバッサリいきました。好きな髪型、好きな髪色で仕事をできる美容師はいいなと思いました。
「服装が自由」
→会社員だと基本スーツにネクタイ。今でこそ「ノーネクタイ」や「クールビズ」などでオフィスカジュアルで仕事できるような会社も多くなってきましたが、基本はスーツにネクタイですね。
私服も大変ですが、それで仕事ができる美容師がうらやましいです。
「行動管理が基本自由」
お客さんに合わせて仕事中に行動できる事は凄く魅力的だなと思います。会社員だと周りの状況に振り回される事も多いです。自分の仕事だけを考えていると仕事になりません。
簡単に思いつくことを書きましたが、こういう所は表面的な事ですがいいなって思いますね。
美容師を辞めてわかる美容師の働き方の魅力
先程は「表面的な簡単な部分」をいいところとして書きました。
ここでは仕事として、ビジネスマンとしていいなって思うところを買いいていきます。
・数字で自分の力を表現できる
→「数字をあげる事が自分の給料に反映される」
「数字をあげる事で自分の評価を変えることができる」
「数字をあげることができればどこに行っても自信を持って技術を提供できる」
「悔しければ結果で抜けばいい」こういうのは美容師ならではだと思います。
・誰にも依存しない働き方
会社員になると、組織の中で活動をして、組織の中で責任を持って職務を遂行していきます。美容師は誰にも依存しません。お店が集客をして(それはお店の仕事)お客さんを担当する。
指名客で予約を埋めれば誰にも依存しません。なんなら、「そういう人がいなくなるとそのお店が存続できなくなる」そういう事にもなります。お店が美容師に依存をしている状況のお店はたくさんあります。
「自分の技術でお客さんにお金を頂いて、自分で見える形で自分の給料を稼ぐ」
こんなに自立できる雇用体系はうらやましいですよ。
・いいか悪いかではなく結果で評価できる
会社員の場合は、事務方であればある程度決まった業務を決まったスケジュールで業務をしていきます。その他の仕事でも多くの人がミーティングを重ね、案件対応をしていきます。
その結果が会社員の評価にもなりますね。
結果が良ければ上司が評価されて、悪ければ上司に怒られる。
美容師は単純です。人よりもお客さんに評価されればいい。そうするためには「技術の勉強」
「接客の勉強」「最新技術の習得」など美容師個人で習得して提供していく。
そこに答えはなくて、自分がいいと思うことを自分でやる。
それを結果として数字を伸ばす。それを個人でできるなんて本当にうらやまし仕事だと思います。
いくつかあげましたが、辞めてみてわかりました。
「責任も重いし、大変な仕事ですが、個人を発揮できる魅力的な仕事」
だという事を本当に感じました。
人それぞれ感じることは差があると思いますが、少なくとも
「会社員になってわかる事は美容師のままでは気がつけなかった」
「美容師を辞めたから感じれた事」
仕事面で感じたことをまとめてみました。
仕事の評価を誰がするのかという事を考えてみる
美容師の仕事を会社員の仕事を考えると、結果の評価者が違います。
会社員であれば、上司と呼ばれる人や会社の役員の人たちです。
その人達に自分の人生が任されています。
もちろん営業職であれば数字をあげることは自分の評価となりますが、それだけではない側面は会社員だと多いです。
美容師の場合は店長やオーナーが評価するわけではないです。
お客さんが評価をして、指名をしたり、再来店してくれたりします。
美容師でも色々な数字がありますからお店によっては数字の評価は存在しますが、あくまでも評価は美容師の数字です。
単純明快。頑張れば数字が上がる、適当にやれば数字が下がる。
そんな魅力的な仕事をしていたんだなと会社員になってすごく感じます。